くろログ

雑記

新卒社会人として働き始めた話

これは何?

この記事は高専OBOG Advent Calendar 2019の投稿です。

2019年の3月まで高専生をやって、4月から就職して仕事を始めたので、就活の話を含めつつ書ければと。

就職について

学生時代は情報系の学科で本科→専攻科と進み、そのまま就職しました。

本科生だと大企業でも高専枠みたいな感じで就職できることが多いですが、専攻科生はそういったものがなく、むしろハードルが高く感じました。

そんな中で自分は10社くらいを受けました。
新卒の就活は色々辛かったので、人生で二度と体験したくないイベントの一つになりました。

現在勤めている企業は割と終盤の方で受けたのですが、面接時点から非常に印象が良かったので入社を決めました。

入社した会社

就職した会社はインターネット関連事業を中心として様々なことを行っている会社です。

高専プロコンのときに初めて会社のことを知ったのがきっかけで、
以降高専プロコンや工場見学(学校としてどこかの企業や工場を見学するイベント)で色々お世話になっていました。

インフラ系の会社なので、入社する前まではハードウェア寄りの硬い感じのイメージを持っていました。

入社

入社直後は研修の連続でした。

新入社員としての基本的なマナー研修を受講した後は、
エンジニア向けの研修で幅広いレイヤーにまたがる研修を受けました。

物理的なサーバラッキングから配線、ネットワーク設定、OSやミドルウェアの設定、API実装、フロントのデザイン・実装 とフルスタックに近い研修で覚えることが非常に多かったです。

研修後は一応希望する場所に配属され、現在はAPI等のアプリケーション側の開発をメインとして行っています。

良かったなと思ったところ

すごく自由な会社だと感じました。
具体的には働きやすさと仕事の環境の2つからそう思いました。

働きやすさについて

フレックスで柔軟に業務時間をずらせたり、リモートワークが手軽にできることが非常に良いなと思いました。
例えば、今日は早起きしたので7時出勤で16時退勤して後は遊びに行く...みたいなことが手軽にできます。

余談ですが、IT系によくあるような長時間残業は全くありませんでした。
自分の場合だと4月から働いて今までで3時間切るくらいの残業時間で、むしろ定時前退社もできるくらいホワイトでした。

仕事の環境について

会社としてslackを活用しているのですが、その運用がうまく動いてるなって思いました。

Open, Share, Joinの考え方に則ってパブリックなチャンネルが多く、気になったところには気軽に入っていけるところが良いです。

学生時代もslackは使っていましたが、今の会社のような気軽さや心理的安全性は無かったので新卒で入ったときには衝撃を受けました。

学生時代で役立ったこと

入社時はインフラの堅いイメージでしたが、実際に入ってみるとソフトウェアに関連することも多いので、
学校や高専プロコンで学んだことはだいぶ役立っています。

企業によっては仕事を始める際にプログラミング等を学ぶこともあるかと思いますが、 自分の場合では学校や高専プロコンである程度知識があったのですぐに業務に関わることができました。

学校で扱ったC言語等は直接的に触ることは無いのですが、 座学で学んだ基礎的な理論や考え方はシステムの設計等々で思った以上に役に立っているので馬鹿にできないなと思っています。

やはり情報系を学んできたバックボーンがあるかどうかで全然変わってきます。

最近思っていること

強い意識を持って、やりがいのある仕事をすることって難しいんだなぁと感じています。

自由な職場の中で、これだと思うものを持ちつつ貢献していくことって意外にハードではないでしょうか?
自由度が高いゆえに、これが正しいことなのか、やりがいを感じることなのか、と考えるようになりました。

と言ってもこんな話は自由度が高い職場じゃないとできないので入社してよかったなと思っています。

まとめ

  • 苦しい就活を乗り切って就職しました
  • 思った以上に専門の幅が広く、ソフトウェアに関連することもガンガン行うこと
  • 仕事で自由度が高いとやりがいことができるので凄く良いと思います